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掩体壕内部

掩体壕(えんたいごう)

Open Panorama

2005年暮れに、調布飛行場の戦争遺跡、掩体壕を訪ねました。案内をして頂いたのは「調布飛行場の掩体壕を保存する会」の事務局長 上野勝也さんです。

上野さんには、以前、調布市文化会館で開かれていた掩体壕展でお会いし、「機会が有ればご案内しますよ」とお話を頂いておりました。今回、ご好意に甘え、掩体壕ツアーのガイドをお願いしました。

掩体壕とは、戦闘機を空襲から守るためのに造られた格納庫です。調布飛行場の掩体壕は、終戦真近の昭和19年6月から9月にかけての短期間に、60基(内コンクリート製は30基)ほど造られたそうです。本土決戦に向けての当時の切迫した状況が想像出来ます。

調布飛行場の掩体壕で現存するのは、府中市に2基、三鷹市に2基です。このうち、1基については上野さんをはじめ「調布飛行場の掩体壕を保存する会」の皆さんのご努力により、現在、保存へ向けてのプロジェクトが進んでいるそうです。

このプロジェクトについて穏やかながら、うれしそうに話してくださる上野さんからは、戦争体験者としての使命感を強く感じました。

ちなみに、この掩体壕に収納された戦闘機は飛燕(三式戦闘機)とのこと。
webサイトで「飛燕」を調べてみるました。
全長:8.9m、全幅:12.0m、全高:3.7m
エンジンはなんとダイムラーベンツのライセンスとのこと。

三式戦闘機:http://ja.wikipedia.org/wiki/三式戦闘機

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    • takagi
    • 2006年 1月 20日

    どもtakagiです。
    東京にも残ってるもんなんですねぇ、掩体壕。
    多磨霊園とか調布飛行場とか東京天文台とか懐かしいッス。古〜い格納庫とかまだあるんでしょうか..。

    • keiji
    • 2006年 1月 20日

    takagiさん、コメント有り難うございます。
    >東京にも残ってるもんなんですねぇ
    そうなんです。それぞれ、色々な状況で、取り残されていたようです。
    少なくとも1基は保存されそうな状況です。

    >古〜い格納庫
    これって、調布飛行場の格納庫ですかね?
    こんど時間が有れば調べてみま〜す。

  1. 面白く拝見しました。題名からはもっと頑丈な格納庫を想像したのですが、実物は案外弱そうなのがよく分かりました。QTVRの本領発揮ですね。本当に爆撃に耐えられるのか心配になりました。爆撃だけでなく、地震でも崩れそうですね。保存といっても大変そうですね。
    また、爆撃されそうになっているのに、なぜすぐに飛び立って迎撃しないのか疑問でした。格納庫に入っている場合じゃないだろうと。でも三式戦闘機の説明を読んですぐに理解できました。故障していたんですね。

    • keiji
    • 2006年 1月 20日

    ksmtさん、いつも書き込み有り難うございます。
    >実物は案外弱そうなのがよく分かりました
    そうなんです。終戦間際で物資の無い状況が反映しているのでしょうか、
    内部の天井を見ると、あまり良い、施工状況とは感じられませんね。

  2. 掩体壕を物置や作業場に使う、というのはなんともゼイタクな話ですね。
    でも、劣化が激しそうなので、保存や維持が大変そうです。
    F-15が入っている航空自衛隊の掩体壕は100年くらいは軽く持ちそうですが。

    • keiji
    • 2006年 1月 22日

    こんにちは、Makotoさん
    >掩体壕を物置や作業場に使う、というのはなんともゼイタクな話ですね。
    外観をお見せ出来ないのが残念ですが、
    作業所と一体化した、なんともユニークな建物です。

    • risukou
    • 2009年 6月 03日

    はじめまして!
    QTVRを使った写真はあれこれありますが、これはものすごく効果的ですね。どんなものなのかがよ〜くわかりました。ありがとうございました。

    • keiji
    • 2009年 6月 04日

    risukouさま、はじめまして
    >これはものすごく効果的ですね。
    ありがとうございます。
    そう言って頂けると、ホント、嬉し限りでゴザイマス。
    そう言えば、この調布の掩体壕の場所、もう、公園になったんでしょうネ、、、

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