

The Helsinki Koto Ensemble & Mirja Makela↑[QTVR 2.7MB]
日本ではじめてのカンテレキャンプが11月3日〜5日、北海道小樽で開かれました。キャンプ会場は札幌オリンピックの頃スキー選手の宿泊施設として建てられた小樽天狗山にある山小屋風の建物。
カンテレに出逢って間もない私ですが、今回、5弦カンテレのグループレッスン、思い思いの楽器を手にフィンランド伝統音楽を合奏するペリマンニクラス、フォークソングを歌うボーカルクラスに参加いたしました。夕食後は、講師の方々のコンサートを楽しみ、フィンランドのトラディショナル音楽とともに一日を過ごすことができました。最終日5日は小樽倉庫No.1で講師の方の演奏と受講生の発表会が開かれました。ここでは、小樽倉庫No.1での演奏会の模様をご紹介します。

aasian kukka↑[QTVR 2.7MB]
aasian kukka(アアシアンクッカ)はフィンランド語で「アジアの花」の意味。マルチインストゥルメンタリスト扇柳トールさんと、カンテレ奏者あらひろこさんのユニットです。

小樽倉庫No.1↑[QTVR 1.9MB]
写真左は、ミンナ・パディッラさんとペリマンニ音楽の発表です。「ペリマンニ」という言葉は「農民楽師」と訳されるそうです。普段は農業や大工、職人などといった仕事を生業としていて、冠婚葬祭などの時、音楽を奏でた楽師たちのことを指すそうです。主に、ワルツやポルッカ、ポルスカ、イェンカといった踊りの曲や行進曲が、バイオリン、アコーディオン、クラリネット、コントラバスなどで演奏されたそうです。
写真右は、ヴィルマ・ティモネンさんと5弦カンテレの発表です。カンテレは2000年ほど前からあるフィンランドの伝統的な弦楽器です。一時は、現代的な楽器に押され弾く人も少なくなっていましたが、現在はカンテレ人口も増えてきているそうです。古の響きを携えて静かに囁きかける控えめな楽器。なんとも美しい音色です。
写真左は、エヴァ・アルクラさんのコンサートカンテレの演奏です。
エヴァ・アルクラ(Eva Alkula)さんは、
現代フィンランドの主要なカンテレ奏者の一人。1999〜2000年北海道教育大学札幌校にて日本の琴を高垣幸子氏に師事。室内楽やオペラ音楽などの分野でもフィンランド及びヨーロッパ各国、米国、日本にて公演。2003年フィンランド全国カンテレコンペティションにて優勝。2006年7月から一年間、フィンランド音楽芸術協議会の奨学金を得て活動を展開中。(2006年10月19日コンサートプログラムより抜粋)
【関連情報】
あらひろこ:KANTE-Letter
扇柳トール:おいしい音楽
無限∞空間:「カンテレ」とは?
Wikipedia:カンテレ