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2009年08月23日

Power Mac G5(M9455J/A)の分解

Power Mac G5(M9455J/A)の分解に使う工具類

Power Mac G5 LED点滅記?「Power Mac G5は三度LEDを点滅する?」「宅急便は一度ベルを鳴らしPM G5(M9455J/A)を届ける」「Power Mac G5(M9032J/A)の分解」の続き、いよいよ完結編である。あとは、Power Mac G5(M9455J/A)を分解し、パーツ交換し組み上げれば、上手くいくハズ?なのであるが...。

M9455J/Aの分解は、前回のM9032J/Aとほぼ同様なのであるが、CPUユニットを止めるネジが、プラスネジでは無く、六角ネジである。なので、工具として、新たに2.5mmの六角ネジ用ドライバーが必要になった。

プラスドライバー同様、先端の細い部分の長さが13cm程度は欲しかったのだが、方々のホームセンターを探しても9cm程度のモノ(上の写真中矢印の部分)しか発見出来ず。ノージンジャー!これでトライすることに。結果からすると、持ち手の部分が細かったので、なんとか役に立った。

01)側面パネル、エアディフレクタ(透明のプラスティック)を外す↓
側面パネル、エアディフレクタ(透明のプラスティック)を外す
本体の側面パネルとエアディフレクタ(透明のプラスティック)を外す。この外し方は、こちら「PowerMacG5_(Early_2005)_UserGuide.pdf」の45〜47頁に詳しく書かれている。M9455J/Aと、M9032J/Aとの違いは、このCPUユニットにある。開いた状態で比較(上:M9455J/A、下:M9032J/A)すると一目瞭然だが、ヒートシンクカバーが違っている。そして、このM9455J/A分解で最大の難関が、
このヒートシンクカバーの取り外しなのデス、、、

M9032J/AのCPUヒートシンクカバー↓
M9032J/AのCPUヒートシンクカバー

02)CPUヒートシンクのカバーを外す(1)↓
CPUヒートシンクのカバーを外す(1)
CPUヒートシンクカバーの上部である。PCIスロットル下側にある仕切り板に、CPUヒートシンクカバーを固定するための固定ピン(矢印の場所)がついている。丸印の部分のグレーのパーツがそれで、写真は、すでに取り外された状態。この固定ピンの取り外しが、やっかいで、押すのか引くのか?皆目見当がつかなかった。なので仕切り板とヒートシンクカバーの間にドライバーを入れ、無理矢理こじ開けて取ってしまった。

このピンの形状からして、頭の部分をニッパー等で潰して取った方が良かったのカモ。それにしても、このピン、鶴の恩返しでは無いが「絶対に覗かないで下さい」と言う、つうの、もとい、アップルの強い意思を感じさせる。きっと中で、小人が団扇で扇いでいるのかもしれない。開けた時には既に、帰省した後だった、、、

03)CPUヒートシンクのカバーを外す(2)↓
CPUヒートシンクのカバーを外す(2)
上下4ヶ所のピンにフックした状態で固定されているので、カバーを左にスライドさせた後、手前側に引くと外れる。右上の部分のこじ開けた痕が痛々しい。

04)CPUユニットを外す(1)↓
CPUユニットを外す(1)
CPUユニットは、それぞれ4ヶ所のネジで止まっている。M9032J/A同様、上のユニットの左下、下のユニットの左上のネジが、ちょっと難しい。CPUユニット左側下部の隙間(矢印の位置)から少しだけ指が入るので、ドライバーの先を指で確認しながらネジを外すとイイ。

05)CPUユニットを外す(2)↓
CPUユニットを外す(2)
写真は、CPUユニット左下部分のネジを拡大したもの。ネジは、六角タイプである。ここで、新たに買い足した2.5mmの六角ネジ用ドライバーが活躍。

後は、M9032J/Aの分解の「06)ビデオカードを外す」以下と同じである。なので、そちらを参照されたし。

でもって、
M9455J/A、M9032J/Aそれぞれから持ち寄ったパーツを組み上げ、
いざ電源投入したのだが...無反応...ガク
む〜何が悪いのか???冷静に、冷静に、と考えても心に動揺が、、、
もう一度、CPUユニットあたりを外して再組み立てすることに。
すると、聞き慣れたいつもの起動音が、
見事復活!デス。

見事復活!

きっと寝静まった夜、小人たちもUターンしてきたのだろう。
ファンも暴走すること無く、静かな日常が戻ったのである。
めでたし、めでたし、完。

【関連情報】
PowerMacG5_(Early_2005)_UserGuide.pdf
Power Mac G5のサポートページ
Power Mac G5(M9032J/A)の製品仕様PDF
TITO's Web Page:Power Mac G5の静音化改造
VC社長日記:Power Mac G5 分解組み立てのTips
パソックスの今日も電源ボタンを押してみる!:Power Mac G5 電源交換

【サイト内関連情報】
review:Power Mac G5(M9455J/A)の分解
review:宅急便は一度ベルを鳴らしPM G5(M9455J/A)を届ける
review:Power Mac G5は三度LEDを点滅する?
review:Power Mac G5 DVDドライブ交換

2009年08月22日

Power Mac G5(M9032J/A)の分解

Power Mac G5の分解に使う工具類

Power Mac G5 LED点滅記?「Power Mac G5は三度LEDを点滅する?」「宅急便は一度ベルを鳴らしPM G5(M9455J/A)を届ける」の続編である。前回の繰り返しになるが、以下のパーツの組み合わせで修理をする方針が決まった。

・M9032J/Aからのパーツ
筐体、ハードディスク、DVDドライブ、ビデオカード、メモリ

・M9455J/Aからのパーツ
ロジックボード、CPU、電源部、メモリ、ファン一式

これに従い、まずは、Power Mac G5(M9032J/A)の分解から開始である。上の写真は、Power Mac G5の分解に使う工具類である。最低限必要なものは、先端の細い部分の長さが13cm程度のプラスドライバー、小さめのマイナスドライバー、プライヤー(ペンチ)。あった方がイイのは、テープ、外したネジを保管する容器(皿等)。ちなみに、手近にあったテープを使ってしまったが、マスキングテープやビニールテープの方がベターかも。あと、写真に写っている定規は、ドライバーの長さが分るように置いたもので、分解には不要である。

01)側面パネル、エアディフレクタ(透明のプラスティック)を外す↓
側面パネル、エアディフレクタ(透明のプラスティック)を外す
まずは、本体の側面パネルとエアディフレクタ(透明のプラスティック)を外す。この外し方は、簡単なので省かせてもらうが、もし、分らない場合は、こちらの「PowerMacG5_(Early_2005)_UserGuide.pdf」の45〜47頁に詳しく書かれている。

02)ハードディスクを外す↓
ハードディスクを外す
今回、M9032J/Aの筐体からハードディスク、DVDドライブを外す必要は無いのだが、一応ご説明。ハードディスク右側のストッパーを上げ、2本のケーブルを手前側に引いて抜く。そして、ハードディスク本体を手前に引くと取り出せる。ちなみにDVDドライブの外し方は、こちらの記事に詳しく書かれている。

03)前面下側のファンを外す↓
前面下側のファンを外す
前面下側のファンは、マーキングの部分を手前側に引くと外れる。

04)CPUヒートシンクのカバーを外す↓
CPUヒートシンクのカバーを外す
写真は、CPUヒートシンクを左側面から見たところである。カバーは、2ヶ所あるツメを押し込みながらヒートシンクから剥がすように持ち上げると外れる。

05)CPUユニットを外す↓
CPUユニットを外す
CPUユニットは、それぞれ4ヶ所のプラスネジで止まっている。用意したプラスドライバーでこれを外すのだが、上のユニットの左下、下のユニットの左上のネジは、ちょっと難しい。CPUユニット左側下部の隙間(矢印の位置)から少しだけ指が入るので、ドライバーの先を指で確認しながらネジを外すとイイかも。

06)ビデオカードを外す↓
ビデオカードを外す
ビデオカードは、プラスネジを一本外し、手前側に引くと外れる。

07)後部下側のファンを外す↓
後部下側のファンを外す
CPUユニット後部(右側)にあるファンは、2ヶ所のツメで固定されているので、そのツメを押し込みながら左に引く、さらにマザーボード右上に接続しているケーブルを抜く。

08)前面上側のファン&スピーカーを外す(1)↓
前面上側のファン&スピーカーを外す(1)
まず、ファン&スピーカーユニット右側に番号の付いたグレーのプラスティックがあるが、上下に付いた2本のプラスネジを外しこれを取る。次に、このユニットの右側の2本のケーブルを手前に引いて抜く。これで、ユニットを手前に引けば抜けるのだが、ここで、ちょっと以下の注意が必要。

09)前面上側のファン&スピーカーを外す(2)↓
前面上側のファン&スピーカーを外す(2)
この写真は、ファン&スピーカーユニットを前方斜め下から見たものだが、矢印部分がツメになって止まっている。これが外れるように上下に揺らしながら前方に引っ張れば抜けてくる。

10)ロジックボードを外す(1)↓
ロジックボードを外す(1)
さて、いよいよロジックボードの取り外し。マーキングの部分のネジを外す訳だが、オレンジ色の部分は、プラスドライバーで、黄色の部分(CPUユニットを支えている部分)は、プライヤーで外す。

11)ロジックボードを外す(2)↓
ロジックボードを外す(2)
マーキングの付いている箇所のケーブルを外す。次に、ロジックボードを外す時、ケーブルが引っかからないようテープで筐体に固定する。その状態で、ロジックボードを左方向へずらすと筐体から外れる。ロジックボードを筐体から取り出す時、右下のUSB等のインターフェース部分に付いている銀色のシールドが引っかかるのでご注意を。

12)ロジックボードが外れた状態↓
ロジックボードが外れた状態
これで、目出たく、ロジックボード取り外し完了、後は、電源ユニットを外すだけ。

13)電源ユニットを外す(1)↓
電源ユニットを外す(1)
まず、筐体の底の4本のネジを外す。

14)電源ユニットを外す(2)↓
電源ユニットを外す(2)
次に、電源ユニットをカバーしているフタのネジ2本を外す。これでカバーは外れる。

15)電源ユニットを外す(3)↓
電源ユニットを外す(3)
ケーブールを外し、電源ユニットを筐体から取り出す。

16)ロジックボード、電源ユニットが外れた状態↓
ロジックボード、電源ユニットが外れた状態
筐体からロジックボード、電源ユニットが外された状態。

17)電源ユニットのオープン(1)↓
電源ユニットのオープン(1)
ネジを外した後、ツメの部分を前後にずらすと、電源ユニットのフタが外れる。

18)電源ユニットのオープン(2)↓
電源ユニットのオープン(2)
電源ユニットのフタを開けた状態。中は結構ホコリが溜まっていた。電源ユニットは、M9455J/Aの方を使う予定だが、折角なので掃除機で奇麗に。写真はホコリを取り除いた後の状態。

19)ロジックボード表面↓
ロジックボード表面
ロジックボード表面は、こんな感じである。ちなみに、メモリーの外し方は、省かせて頂いた。メモリの取り付け方については、前述の「PowerMacG5_(Early_2005)_UserGuide.pdf」49〜55頁に詳しく書かれている。

20)ロジックボード裏面↓
ロジックボード裏面
やー、まったくその姿にホレボレするボルト、もとい、ボードである。
かなりくるしい、(_ _,)/

21)分解されたパーツ↓
分解されたパーツ
分解したパーツ大集合。

22)ネジ一式↓
ネジ一式
最後は、外されたネジ一式である。

さー、これで、やっと一丁上がりだ。
この勢いで、もう一丁、M9455J/Aと行きたいところだが、、、
ちょっとバテたので、次回につづくのである。

ひっぱりすぎで、スマヌ...。

ちなみに、この分解方法は、こちらのサイトTITO's Web Page:Power Mac G5の静音化改造が大変参考になった。
TITOさん感謝、m(_ _)m

【関連情報】
Power Mac G5のサポートページ
PowerMacG5_(Early_2005)_UserGuide.pdf
Power Mac G5(M9032J/A)の製品仕様PDF
TITO's Web Page:Power Mac G5の静音化改造
VC社長日記:Power Mac G5 分解組み立てのTips

【サイト内関連情報】
review:宅急便は一度ベルを鳴らしPM G5(M9455J/A)を届ける
review:Power Mac G5は三度LEDを点滅する?
review:Power Mac G5 DVDドライブ交換

2009年08月17日

パ野良ミャ〜!「ヒロシはダイドーブレンドを...」

森山大道写真展

週末の遅い午後、「森山大道写真展」を観に行った。会場の宮の森美術館までは、まいちゃりトランジット号にて20分弱、はや秋の気配を感じる札幌の空の下、最後、若干の上りがあり、ちょっぴり汗をかくが、気持ちイイ道程だった。

写真と言えば、パノラマしか知らない拙者、もちろん森山氏についても、ほとんど知識が無い。故、氏の写真について語ること自体おこがましい訳だが、見終わって考えさせられる点もあり、メモとして残すことに。

この写真展、森山大道氏が1978年の約3ヶ月間、北海道に滞在し撮られたモノが中心となっている。当時の北海道の様子を見てみたく会場に足を運んだ訳だが、やはり、そこには、こってこて?の昭和の世界があった。

展示されている作品を観ていると、幾つか気になる点があった。一つは、その作品の多くが、右肩上がりのフレーミングになっている点。最初は、若干違和感があったのだが、展示作品を観て行くうちに、それがすごく効果的?に感じてきた。逆に、水平な写真があると、むしろ物足りなく感じる程。これは、氏の撮影スタイルに起因するものなのかもしれないが、この斜め撮り、不安定な分、とても動的に感じるのである。前方にのめり込むと言うか、その写真に入って行けるのである。

もう一点は、被写体との距離感がほぼ一定であること。このことが、展示されているそれぞれの写真に連続性を感じさせてくれる。自分自身が、78年当時の北海道の街中を彷徨しているような、そんな気分だ。どうも、この「斜め撮り」&「被写体との一定の距離感」は、超スロー・コマ撮り撮影のドキュメント映画を観ているような、そんな感覚にさせてくれるのである。

映像に登場する、人物、建物、車等のそれぞれが、ちょっぴり切ない?昭和の北海道を感じさせてくれる内容であった。

帰り道、連れのヒロシが、
ダイドーブレンド?が飲みたい気分」と言い出す始末。
なので、ちょっと一息。気分は、ダイドー・ヒロシである...。

二十四軒解体現場
二十四軒解体現場↑[QTVR 2.8MB]

【DSC-W300の設定】
・撮影モード:マニュアル
・絞り:F8
・シャッタースピード:1/160S
・ISO:1600
・フォーカス:3.0m
・カラーモード:モノトーン
・彩度:プラス
・コントラスト:プラス
・画像サイズ:4224 × 3168ピクセル
で、縦位置12枚をPTGuiにて合成した。

2009年08月15日

パノラマにおける真下(nadir)の撮影方法

パノラマにおける真下(nadir)の撮影方法

帰ってきた、パノラマ・プチ改善計画です。前回の計画(2006年10月)から三年弱、カメラ、パノラマヘッド、三脚等の機材は改善したのですが、肝心の撮影方法の改善はどうでしょう?無いかもしれません、、、

もともと、床や地面にあまり重要性を感じる場面が少なかったこと、また、床や地面、モノの影等を過度に意識しすぎて、立ち位置に影響が出るのもどーなのか?っと考えていたのも事実です。しかし、冷静に考えると、床や地面が重要な場面に遭遇していなかっただけなのかもしれません。always under constructionしかのさんの記事を読んで以来、そう感じていました。

な訳で、「パノラマにおける真下(nadir)の撮影方法」を、お盆休みの課題といたしました。まずは、ネットで調査。検索するにあたり、出来ればコストをかけず(いろいろ、出費がかさんでる折)、現在使用している機材にて可能な方法を探ることに。すると、ありました、こちらこちら(めちゃ言うけど、やることやってます、ペコリ)あたりにすばらしいアイディアが。この合体技で行けそうです。

では、早速、課題報告に入りますが、この方法、使用機器によっては難しい場合もあるかもしれません。あくまで、私の使用しているパノラマヘッド、Agno's社のMrotatorTCPshortでの参考例としてご覧下さい。

01)通常のパノラマ撮影(水平方向〜真上)セッティング全景↓
通常のパノラマ撮影(水平方向〜真上)セッティング全景

では、まずは、通常のパノラマ撮影(水平方向〜真上)セッティングの足下から。

02)三脚下側のセッティング↓
三脚下側のセッティング
まず、三脚を立てる時、一番細い最後の段、私の場合は4段なのですが、4段目は収納した状態で立てます。そして、各足もと、およびセンターに、ナットやボルト等の目印を置きます。ちなみに、センターポールにぶら下がっているのは、センター出し用の重りです。

03)三脚中央のセッティング↓
三脚中央のセッティング
真下に占める三脚の面積を極力小さくするため、三脚は目一杯広げません。等間隔の目印をつけたストラップ等で三脚を固定します。

04)カメラ、パノラマヘッドのセッティング↓
カメラ、パノラマヘッドのセッティング
Agno's MrotatorTCPshortの場合、ローテーターに水準器がついていますが、真下撮影用として、カメラにも水準器をつけます。ちなみに、手持ちパノラマ用に作った水準器を流用。

そして、この状態で、パノラマの水平方向〜真上までを撮影。
真上の撮影が終了したら、ここからが本番、真下の撮影へと移ります。

05)三脚を後方へ移動↓
三脚を後方へ移動
この図では、右方向が前方、左方向が後方となります。移動させる距離は、三脚の高さ等、それぞれの機材によって変わってきます。三脚を傾けた時、ノーダルポイントがほぼ所定の位置にくるように、下げ振り保持器等をカメラやパンヘッドに縛り付け、事前に調べておく必要があります。私のセッティングの場合、靴の幅一個分を目安に移動させます。もう一点、今回の例は、三脚自身の影が出ない状況下での撮影であるため、後方に移動していますが、もちろん状況によっては、と言うより多くの場合影が発生すると思います。影の状況によって、移動する方向を決定します。

06)三脚のセンターポールを上げ高さ調整↓
三脚のセンターポールを上げ高さ調整
三脚を斜めにして撮影する為、センターポールを上げ、斜めにした時、元の高さと同じになるように調整します。この高さも、05)同様、事前に調べておきます。私のセッティングの場合、拳一個分かさ上げします。

07)真下撮影用にパノラマヘッドを調整↓
真下撮影用にパノラマヘッドを調整
カメラを真下から30度振った状態で固定します。30度と言うのは、単にパノラマヘッド(MrotatorTCPshort)のクリックストップが30度ピッチなためです。水平方向のローテーターは、横に回転しないようにしっかりとロックします。この時、三脚のセンターポール、雲台等のネジがしっかり固定されているか再確認しましょう。三脚を斜めにしたとき、余計な力が加わってきますので用心です。この状態で、床に目印として置いたボルト、ナット等は撤去。コントロールポイントの打ちにくそうな場面では、そのまま利用もアリかもしれません。今回は、そのままの状態です。

08)真下撮影用に三脚の足4段目を調整↓
真下撮影用に三脚の足4段目を調整
三脚の後ろ足4段目を延ばしながら、カメラのレンズが真下を向くように斜めに倒します。レンズの向きが真下になった状態で、三脚の足をロックし、そして、三脚の足を靴で上から踏みつけます。

09)真下の撮影↓
真下撮影風景
万が一?に備え、カメラのストラップに指を掛け撮影。
以上で撮影完了です。

以降は、
撮影した画像の処理について簡単にご説明。真下の画像の処理については、OS、スティッチングソフト等により、いろいろあるようですので、あくまで一例として。

ちなみに製作環境は、
OS:Mac OS X
スティッチング用アプリ:PTGui
魚眼レンズ用歪み補正用アプリ:DeFish
パノラマ作成用アプリ:CubicConverter
画像加工用アプリ:PhotoShop
です。

10)真下を撮影した画像↓
真下を撮影した画像
この画像は、魚眼レンズ(AT-X 107 DX Fisheye@14mm)のものですが、この画像を、DeFish等のアプリで歪み補正をしておきます。

11)PhotoShopにて合成
PhotoShopのワープにて加工
CubicConverter等のパノラマ作成ソフトで出力したボトムの画像(Cube Face形式)の上に、10)で歪み補正した画像をレイヤーとして乗せます。乗せられた画像の「不透明度を50%」にした後、「編集」>「変形」>「ワープ」を使い下の画像にフィットさせ、三脚部分(白い六角形の部分)を消します。

12)三脚を消した修正後のボトム画像↓
PhotoShopで処理した画像
三脚を消したボトム画像を再び、CubicConverterに戻し、QTVR等、お好みのデータに出力して完成です。

13)真下の処理をしたパノラマ
前田森林公園
前田森林公園 ↑[QTVR 2.6MB]

真下の処理をしたパノラマをサンプルとして載せておきます。
余談ですが、
今回、久々の撮影のためか、シグマとトキナのレンズ設定がゴッチャになり、絞りとフォーカスの関係を間違って撮影、がく、、、お見苦しいかと、m(_ _)m。やはり、真下に気を取られ、墓穴を掘る結果に。この場合、さらに掘るべきか、、、

p.s.
ところで、もし、この記事を見て、オレもやってみようか、なんて感じた方、リスキーな撮影方法故、くれぐれもご注意を。カメラ壊れたなんてクレームを頂戴しても、現在、鼻血程度しか、、、デス。

【関連情報】
always under construction:QuickTimeVRにおける底面撮影について
Rosauro Photography:Nadir Shooting Techniques
panoramas.dk:How to take a perfect NADIR image

【サイト内関連情報】
review:手持ちパノラマ修行 vol.1「下げ振り保持器」
review:MrotatorTCP体験記 vol.1「UPSでご到着」
review:パノラマ・プチ改善計画
review:CubicConverterはマニュアルいらず

2009年08月14日

宅急便は一度ベルを鳴らしPM G5(M9455J/A)を届ける

Power Mac G5 Dual 2GHz(M9455J/A)

先日の「Power Mac G5は三度LEDを点滅する?」の続編である。G5の故障をパーツ交換で凌ぐと言うぽりピー、もとい、ポリシーが決まったので、まずは、価格.com、ソフマップ等で該当機種Power Mac G5 2GHz Dualの中古相場を調査するところから作戦開始。

ジャンク品を除けば、大体5〜8万円程度だろうか。1.8GHzまでランクを落とせば3万円台も可能なようだが、PCのスペックダウンは、なんだか、とっても落ち武者気分、寂しいのでパスである。

大体の相場を把握したところで、ヤフーオークションに突入。Power Mac G5で検索すると、そこそこの件数あり。早速、ハードディスク、電源コード、付属品等は無いが、ロジックボードとCPUが使えそうな、手頃な機種を発見。拙者の機種(M9032J/A)より一年新しく、2004年10月に発売された、同じ2GHz DualのM9455J/A。CPUカバー等、若干の違いは有るが、パーツ交換には問題無さそうである。果たして交換後、無事復帰出来るか?一抹の不安はあったのだが、ここまで来たら、性格的にも?後戻り不可能である。即入札、そして、無事落札、落札価格は36,500円也。もし、アップルにまだパーツが有り、修理が出来たとしても最低5万円程度はかかる見込みだったので、ヨシヨシ。

そして、待つこと数日、
宅急便は一度ベルを鳴らしPower Mac G5(M9455J/A)を届けたのである。

即開封して、M9455J/Aからどのパーツを使うか検討。筐体の具合は、やはり値段だけのこはあり結構キズ多し、おまけにちょっとスモーキー?。DVDドライブは、純正のものが付いているようなので、既に、M9032J/Aで以前交換済みのものを利用した方がよさそうだ。結果、パーツの組み合わせは以下のように。

・M9032J/Aからのパーツ
筐体、ハードディスク、DVDドライブ、ビデオカード、メモリ

・M9455J/Aからのパーツ
ロジックボード、CPU、電源部、メモリ、ファン一式

Power Mac G5 Dual 2GHz(M9032J/A & M9455J/A)
Power Mac G5 Dual 2GHz(M9032J/A & M9455J/A)

仕込みと根気?が追っ付かず、次号につづく、、、m(_ _)m

【サイト内関連情報】
review:Power Mac G5は三度LEDを点滅する?
review:Power Mac G5 DVDドライブ交換

2009年08月12日

モスキートの次はハミングか?

HeadHpone

WIRED VISIONの記事「地球のハミング」のタイトルに惹かれ記事を読む。シューマン共振なんて、なんとも地球を感じさせてくれる内容で、思わず窓から空を見上げ、深呼吸をしたくなる単純な自分である。内容は、人間には聞くことの出来ない低周波の音の話であるが、そこから妄想は発展した...。

話は遡って先日の野外コンサート。ベース音に圧倒されたっぱなしであったのだが、もしや、これは、オヤジの逆モスキート効果?なのではないかと、、、年齢とともに低周波の音に敏感になるとしたら、その発信器をオヤジの溜まりそうな場所に設置し、、、む〜怖い...。

目の場合、
年齢とともに、そのボケ具合、もとい、絞り開放具合は、日常の多くの場面で突きつけられるので自覚は有るのだが、正直、音については自覚が無かった。

でもって、この際、調べてみることに。
いろんなサイトにてテスト用の音源が提供されているようだが、このサイトモスキート音 - PCによる可聴周波数実験で試してみた。まー、ヘッドホンを含む再生環境が大丈夫か?と言う疑問も有るが、、、コレを理由に現実逃避するのもアリか。

結果、14KHzが限界であった。
年齢的には妥当な線か?それにしても、オレの耳には、もはやCDクオリティは必要無いのか、ガク、、、

話は、妄想にもどるが、
こちらのサイト大人には聞こえない音/聴力検査では、低周波のテストも出来た。やはり妄想のようである。

p.s.
ちなみに、最初、安いヘッドホンで試した時は12KHzだった。
と言うことは、金をかければ二十代も?とまた現実逃避かぁ、、、

【関連情報】
Wikipedia:サンプリング周波数
Wikipedia:モスキート(音響機器)

2009年08月11日

Power Mac G5は三度LEDを点滅する?

Power Mac G5 Dual 2GHz(M9032J/A)

2003年に購入したPower Mac G5 2GHz Dual(M9032J/A)ですが、既に購入後6年弱と、かなりのご高齢なのです。購入当時は、ホント、ファンの音も静かで快適でしたが、数年前からか夏はエアコン要らず?と感じる程のファンの回転数でした。そして最近、その回転数は留まること知らず、一度、彼の中でスイッチが入ると、まさに暴走、爆音が轟き、最悪の場合は強制終了...。

まー、でも、長い付き合いですし、私の所有した歴代のMacの中では、かなりお気に入りの筐体でもあります。不良になりそうなドライブは早めに交換したり、なだめながら、なんとか凌いでおりました。そんなファンの回転数にこだわる彼も、やはり機械の子?、長年傘を、もとい、ファンを回し続けた疲労の為か、突然、その動きを止めました。最初は、ちょっと疲れたのね、なんてー、軽く捉えていて、いつものように強制終了し、再起動をかけると、、、

彼からの応えは
三度、電源スイッチのLEDを点滅する
でした。

この「三度LEDを点滅する」の意味するところは?
早速、ネットで調べてみると、appleのサイトに「3回点滅して一時停止の場合は、互換性のないメモリ (RAM) が搭載されています」と書かれています。該当機種が、Power Mac G5 (Late 2005)についての情報ですが、まー、互換性が無いと言われても、今まで動いていたので、メモリの接触不良でしょうか???コレを参考に早速試してみることに。

M9032J/Aには、メモリースロットルが8基あり、同種のメモリ2枚1セットで取り付けます。現在付いている3セットを全て外し、一セットずつスロットルの位置を変え試してみました。しかし、彼からの返事は、「3回LEDを点滅する」のみです。何か、他に方法はと調べ、SMUをリセット等をやってみても「3回LEDを点滅する」です。

しょーが無いので修理に出すかと、修理店をネットで検索。幸い、以前何度か対面修理等でお世話になったクイックガレージが札幌にもあったので電話してみることに。

修理の方に、これこれしかじか、、、と説明。

担当者 --- そこまでやってだめならきっとCPUの二次キャッシュがだめかもしれません、ちょっと調べますのでシリアルナンバーを教えてください?
私 --- ナンバーは、、、です。
担当者 --- その機種は、既にアップルからの部品供給が有りませんので、修理は難しいかも、、、中古のパーツをあたってみてはいかがでしょ。

とご親切なアドバイスを頂き電話を切りました。
その後、他の修理店数社に尋ねてみましたが、結果は同じ。

さて、ここからが悩みどころです。
選択肢として考えられるのは、

・梅コース
最低限、故障の原因と考えられる箇所(CPU、MotherBoard)のパーツが生きている中古を購入し、部品を差し替える。

・竹コース
不良パーツだけ交換しても、いつまた故障するかもしれない不安を考えると、比較的程度のイイ中古を購入しマシンごとリプレイス。

・松コース
程度のイイ中古と言っても、そこはやはり中古。長い目で見れば、最新機種のMac Proを購入した方がイイのでは。

ってな感じでしょうか。

もちろん、この重大な決定には、伴うべきモノが必要です。
迷わず、
マスター、梅コース一人前!
決定です。

つづく、、、

【関連情報】
Power Mac G5のサポートページ
Power Mac G5(M9032J/A)の製品仕様PDF

「Who Is This Bitch, Anyway?」Live

Noth Jam 2009

「ところで、そこのネーちゃん、だれなのヨ?」
と言う感じなのだろうか、それとも、もっと???
1975年1974年、Harvey Mason(Drums)、David T. Walker(Guitar)、Chuck Rainey(Bass)等が参加して録音された、Marlena Shawのアルバムタイトルです。

このアルバムについては、とにかく、いろんな方が、いろんな所で語り尽くしていますので、私が下手なコトバで語ることも無い訳ですが、そこを、あえて言わせて頂くと、自分自身は控えめに、そして、これでもかと、主役の歌を持ち上げる歌伴の神髄とでも言いましょうか...。

もちろん、主役のMarlena Shawがスバラシイことは言うまでも無いのですが、その傍役たちの、歌声の隙間から溢れるフレーズに、ふうっと溜息なのです。

そのアルバムが出てから35年目の今年、当時のレコーディングメンバーが集まり、"Reunion Tour 2009"として全国4カ所でコンサートが行われたのであります。

札幌では、"SAPPORO CITY JAZZ"の最終日(8月9日)、"North JAM Session"の最後に登場です。コンサートは午後1時スタート。SOFFet、Nikki Yanofsky、Lee Ritenour & Anne Kei、JUJUの順に登場。場所が真夏の芸術の森野外ステージ、オマケに全行程8時間超と言うこともあり、ステージで熱演の出演者の方々にはたいへん申し訳ない状態ですが、ビール片手に芝生席でゴロッと。

ところで、
久々に野外コンサートを聴くせいか、それとも、今風?のミキシングのためなのか、歪んだベースの音圧に圧倒されっぱなし。世相的にも耳の痛い話が多いこのごろ、コンサートも、そのトレンドには逆らえず?なのか、耳の痛かったことがちょっと残念。

そして、
真夏の太陽から解放され、森に涼しい風が吹き抜けるころ、「Reunion Tour 2009」最終ステージがスタート。アルバムのイントロに入っている会話をMarlenaとHarveyが再現し一気に演奏へと。その演出で持って行かれました、完全に技あり一本デス。そして、その演奏は35年の時を全く感じさせる事無く、まるで、アルバムリリース後のツアーのように、当時のアルバムの雰囲気がそのまま再現されました。まー、よく考えると、彼らの演奏は年齢を超えたシブさが魅力だった訳で、、、そう言う意味では、時を超える職人でしょうかネ。

David T.は、
昨年、彼のバンドで聴いたばかりなのですが、はっきり言って、今回の演奏の方が、かなりぐぐっとです。昨年の演奏もよかったのですが、やはり、彼のプレイスタイルは伴奏が魅力。歌の合間や間奏に入るそのフレーズ、今回は正直、涙腺がゆるゆるっとでした。

【関連情報】
Mr David T. Unofficial David T. Walker Website
Harvey Mason
Chuck Rainey - The Official Website

【サイト内関連情報】
review:David T. Walker

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