« 2006年06月 | main | 2006年08月 »

2006年07月29日

羊ヶ丘のクラーク博士

QTVRMAP
クラーク博士の銅像↑[QTVR 2.1MB]

北海道大学には胸像がありますが、ここ羊ヶ丘展望台のクラーク博士は、右手を軽やかに上げて道を指し示し、とてもハンサム。

クラーク博士羊ヶ丘展望台は、1959年(昭和34年)農林水産省北海道農業試験場の一角に観光施設として誕生。「丘の上のクラーク」像は、彼の功績を讃えて北海道大学創基100年、 およびアメリカ建国200年祭に合わせて1976年4月16日に建設されたそうです。
用紙に夢を記入して像の台座にある「大志の誓い」に投函すると永久に保存され、再訪時に投函の年月日と氏名を告げると見ることができるとのこと。(保管料は100円)

ウイリアム・スミス・クラーク博士は、
1876年(明治9年)7月に札幌農学校初代教頭に着任。マサチューセッツ農科大学の学長を務めていた時の休暇を利用して赴任したそうです。1877年5月に離日するまでの間、青年たちに多大な影響を与えました。

「BOYS, BE AMBITIOUS!」
このクラーク博士のメッセージはあまりにも有名です。
「青年よ大志を抱け」の種はここ札幌に播かれ、その種を心に抱いた若者たちが、様々な地で育て実らせました。現在でも札幌のそこここにクラーク博士の存在を感じ、その心は着実に受け継がれています。
そう、「青年よ大志を抱け、そして中年よ諦めるな!」

さっぽろ羊ヶ丘展望台
[住所]〒062-0045 札幌市豊平区羊ヶ丘1番地
[電話]羊ヶ丘展望台事務所 011-851-3080
[入場料]大人500円、小・中学生300円、未就学児無料、敬老割引など
[年中無休]05〜09月 08:00〜20:00、10〜04月 09:00〜17:00
[交通]
・JR札幌駅から羊ヶ丘展望台まで車で約30分
・地下鉄東豊線福住駅から中央バス(福84番)「羊ヶ丘展望台」行きで約10分
・札幌駅前(東急デパート南口)から中央バス(89)「羊ヶ丘展望台」行き(冬期運休)

【関連情報】
Wikipedia:ウィリアム・スミス・クラーク

追記(2006.08.02)
-------------------------------
ご縁があってクラーク博士の名前を社名に持つ(株)クラーク総研代表 前田正秀氏にお話を伺うことができましいた。

社名をクラークとされたことについて

-- 日本の夜明け、幕開けの中心にいた人物が吉田松陰だとしたら、
-- 北海道の夜明けの中心にいたのがクラーク博士です。

-- 吉田松陰もクラーク博士も短時間に自分の意志をみごとに伝え、
-- まわりの人々に多大な影響を与え、
-- ものごとを大きく動かした人物です。

-- 何か事をなしとげるとは、
-- 決して優秀な人に教えを請うというのではなく、
-- 自分のWILL・意志を短期間にどう伝えて行くのかが重要だと思います。
-- どんなことにもめげずにやり遂げるWILL・意志の力。
-- 意志を伝える、貫く方法を
-- コンサルティングの重要なテーマとしております。

とお話下さいました。
北海道には確かにクラーク博士の意志が受け継がれていました。

(株)クラーク総研ホームページ
http://www.clarke.co.jp/

2006年07月19日

サッポロビール博物館

QTVRMAP
サッポロビール博物館・正面↑[QTVR 2.3MB]

北海道遺産にも選定されている日本で唯一のビール博物館です。苗穂地区には、開拓使時代からの産業の歴史を伝える資料館や史跡があります。

開業式のサインこの建物は1890年(明治23年)に札幌製糖会社として建てられ、1897年(明治38年)からは札幌麦酒株式会社の製麦工場として1965年(昭和40年)まで麦芽を生産していました。1987(昭和62年)から博物館として使われています。
庭にある樽に書かれた『麦とホップを製す連者(れば)ビイルとゆふ(いう)酒に奈(な)る』は2005年サッポロビール博物館リニューアルを記念して、サッポロビールの原点となる「開拓使麦酒醸造所」開業式(1876年9月23日)のサインを復元したものです。

初めて出荷 冷製「札幌ビール」当時開拓長官であった黒田清隆は多くの外国人を雇い欧米の知識や技術を取り入れた開拓事業を強力に進めました。トーマス・アンチセルが岩内で野生のホップを発見し、ビール造りを提案したことから、ビール事業を推進し1876年(明治9年)「開拓使麦酒醸造所」が設立されました。
北海道へ渡った人たちは、夜空に輝く北極星を自らのシンボルとして仰いだそうです。1878年(明治11年)開拓使のシンボル五稜星をマークとした冷製「札幌ビール」が世に送り出されました。これがサッポロビールの発祥です。

QTVR
サッポロビール博物館・煙突付近↑[QTVR 2.5MB]
日本のビールをつくった二人の人物
札幌での麦酒作りは、開拓使勧業課長で事業責任者となった村橋久成とドイツでビールの醸造技術を学んだ初めての日本人である麦酒醸造技師・中川清兵衛の二人の人物によってすすめられました。

QTVR
サッポロビール博物館・煮沸釜↑[QTVR 2.2MB]
煮沸釜(ウォルトパン)
ビールを仕込む時に麦汁を煮沸するための釜で、この工程が味や香りに大きな影響を及ぼします。ここでホップを加えて煮沸することによりビール独特の苦みと香りがつけられます。

QTVR
サッポロビール博物館・アドコレクション↑[QTVR 1.7MB]

QTVR
サッポロビール博物館・人とビールの歴史↑[QTVR 1.8MB]
館内には、詳しく解説して下さるガイドのお嬢さん方がいます。撮影時にちょうど小学生の子どもたちが見学に来ていました。子どもたちの漢字の質問にも丁寧に答えているお嬢さんの姿が微笑ましく感じました。
博物館内には、バーやビヤホールも併設されています。
博物館を見学した後、百三十年の麦酒の歴史を知って飲むビールは格別でしょうね。
同じ敷地内にはサッポロビール園、隣接して大きなショッピングモール・アリオもあります。

[開館時間]09:00〜18:00(入館は17:30まで)
[休館日]年末年始
[入館料]無料(10名以上の場合は要予約、車椅子の方もOK)
[電話]011-731-4368
[住所]〒065-8633 札幌市東区北7条東9丁目
[交通]地下鉄:東豊線「東区役所前」下車(乗車約10分)
バス:札幌駅北口2番乗り場 サッポロビール園・アリオ線(運賃200円)

撮影協力:サッポロビール博物館
参考資料:サッポロビール博物館資料、苗穂産業遺産マップ、さっぽろタイムトラベル

2006年07月10日

二つの聖火台

QTVRMAP
手稲山・聖火台↑[QTVR 2.3MB]

柳宗理氏のデザインした札幌オリンピックの聖火台が残っているとの情報より、ネットで調べたところ、手稲山の「サッポロテイネ」に聖火台が在るらしい。さっそく現地に行ってみました。

手稲山・聖火台側面手稲山・聖火台背面
↑手稲山・聖火台側面 ↗手稲山・聖火台背面
「サッポロテイネ」はスキー場、ゴルフ場、遊園地、ロープーウェイ等がある総合レジャー施設です。
聖火台は、そのスキーコースの頂上に有りました。
札幌オリンピックと言えば、今から30年以上前の1972年に開催された冬季オリンピックで、ここは、アルペンスキーの会場となった場所。
さすがに時の経過を感じさせる部分は有りますが、大空に向かって伸びるその姿は、とてもダイナミックで、まるで宇宙と交信するモノリス(一枚板ではありませんが。。)のよう。
壁面には、オリンピック競技の入賞者の名前の書かれたプレートが有りました。
ただ、残念ながら、設計者の名前を確認するものは見当たりませんでした。

撮影から戻った後、札幌オリンピックの聖火台について、さらに調べると、真駒内のオープンスタジアムにも在る事が判明。
真駒内オープンスタジアムは、オリンピックの開会式や、スピードスケート競技のメイン会場となったところです。日を改め、行って参りました。

QTVR
真駒内オープンスタジアム・聖火台↑[QTVR 2.2MB]

真駒内・聖火台斜め前方真駒内・聖火台斜め後方
↑真駒内・聖火台斜め前方 ↗真駒内・聖火台斜め後方
当日は、ちょうど「サマーフェスタ in Makomanai2006」が開催中。
学生さんたちの野外演奏やら、フリーマーケットやら楽しそうな人ごみを抜け、ひっそりとした聖火台の元へ。
有りました「デザイン:柳宗理」のプレートが。これが柳さんのデザインした聖火台か〜と、ホット一息。
その聖火台は、手稲山とは対照的に曲面で構成され、とても柔らかな印象。例えると、たまごを縦に割ったような形状です。
こちらも、やはり、年月の経過を感じさせますが、その金色に渋く輝く曲面は、初夏の緑、そして北海道の抜けるような青空に、自己主張しすぎる事無く、溶け込んでおりました。

後日、手稲山の聖火台について、
柳宗理公式サイトのご担当者に伺ってみました。
手稲山の聖火台は、柳先生の設計では無いとのことでした。

【撮影協力】
テイネオリンピア
真駒内オープンスタジアム

【関連情報】
柳宗理公式サイト
Wikipedia:柳宗理
Wikipedia:サッポロテイネ
Wikipedia:真駒内オープンスタジアム

【PR】

2006年07月05日

沼田町・萌の丘(ルピナス)

QTVRMAP
萌の丘(ルピナス)↑[QTVR 2.4MB]

「輝け雪のまち!」沼田町は札幌から旭川方面へ向かい下道を通って車で2時間半の距離。平成11年、NHK朝の連続テレビ小説「すずらん」のロケ地でもあります。

萌の丘(ルピナス)主人公「萌」の名前にちなんで名づけられた「萌の丘」は、今はルピナスの花の咲く丘でした。
絵本の「ルピナスさん」を読んで以来ルピナスの花が大好きになりました。
札幌へ来て、街路樹や庭先に咲いているルピナスを愛でておりましたが、丘陵一面がルピナスの花で満たされている「萌の丘」に立ち、香りにつつまれた時には幸せな気持ちでした。(写真右下は丘の頂上のあずまや)

萌の丘の頂上撮影後、沼田町役場へおじゃましてお話を伺いました。
JR留萌(るもい)本線恵比島(えびしま)駅はドラマの中では明日萌(あしもい)驛として登場し、ロケに使われた昭和20年代を醸し出したセットが現在も保存されていているとのこと。
これから夏にかけて、ほたる祭りなどイベントも沢山あるそうです。

QTVR
留萌本線・真布駅↑[QTVR 1.8MB]

留萌本線・真布駅JR留萌(るもい)本線の真布(まっぷ)駅です。ご覧の通り無人駅ですが、雪かきセットと自転車が一台。この自転車は汽車から降りてくるご主人を待つ、ハチ公の気持ちでしょうか・・・稲の若葉に囲まれた静かな駅でした。

帰りの道すがら見つけた「祖父たちが育てたこの町、未来へつなげ」の看板、何だかうれしくなりました。

【関連情報】
これから行われる沼田町のイベント
第30回夜高あんどん祭り:08月25〜26日
ほたる祭り:07月08日〜08月06日
詳細は、沼田町ホームページでご確認下さい。

沼田町ホームページ
http://www.town.numata.hokkaido.jp/

「ルピナスさん」
〜小さなおばあさんのお話〜
長崎のブッククラブから毎月届けられた絵本の中の1冊でした。
このお話に出逢った時、何ともうれし気持ちになりました。
作:バーバラ・クーニー、訳:かけがわやすこ

【PR】

Powered by
Movable Type 3.35