H.264ってどうなのよ
shikano blogのしかのさんが「いろんな人に試してもらいたいですねぇ・・」と投げかけられていたので気になっていました…遅ればせながら、やっと試してみました。
サンプル画像は札幌時計台周辺の画像よりピックアップ。
テストの方法は、Northern Lightsの高木さんのレポートを参考にさせて頂きました。
H.264とは、ご存知の方も多いかと思いますが、QuickTime7.1からQTVR用に利用可能になったコーデック(圧縮)です。多分、動画系のコーデックMpeg4の進化系なのでしょうか?これが、静止画系でどの程度の威力を発揮するのでしょう。
今までQTVRで標準的だったphoto-jpegと比較してみました。ただ、同じQuality設定だと、ファイルサイズがH.264の方が圧倒的に小さいので、photo-jpegとほぼ同じファイルサイズのH.264も追加比較してみました。
下の写真は、それぞれの設定でCubicConverterから生成したQTVRファイルをQuicktimePlayerで再生し、画面キャプチャーした後、上写真のオレンジ色の部分を切取ったものです。
↑Codec:Photo-JPEG / Quality:50% / Size:2.3MB
↑Codec:H.264 / Quality:50% / Size:1.5MB
↑Codec:H.264 / Quality:65% / Size:2.2MB
看板の文字は、JPEGが独特のノイズが見られるのに対し、H.264はスッキリときれい。塀や横断歩道についても同様の傾向がみられる。
ただ、H.264はスッキリきれいなのだが、のっぺりしていて質感がわからない。このことはNorthern Lightsの高木さんもレポートされていました。塀はコンクリート製だが、JPEGはそれらしく質感が伝わって来る。H.264 – Quality65% のバージョンでも、少しは改善しているが同様の傾向だ。
ここで、新たな疑問が、「じゃー細かいグラデーションはどうなのよ?」これについては、マッチした素材を見つけて次回のレポートで。
上記の結果は、あくまで、私の環境下(モニター、ビデオカード等)でのテストなので、この結果に「どうも納得いかないぞー」と言う方は、突っ込み入れてくださいませ。
こんばんは。リンクの件、ありがとうございます。
H.264については、その後なんの実験もしていないのですが、絵の質の比較ということでは、向き不向き、あるいは好き嫌いなど、違いがあることは確かだと思いますが、決定的にどちらが良いとも言えないような気がしています。それで個人的には、やはり最大のメリットはサイズが小さいということではないかと考えています。思いっきり小さくして、もし表示が素早くなるなら、VRTourのようなコンテンツでのハンドリングが良くなるのではないかと期待しているのですが。
>やはり最大のメリットはサイズが小さいということではないかと考えています。
確かに、これは大きなアドバンテージですよね。
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