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スリックグリス – SBH

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スリックグリス - SBH

スリックグリス – SBH

今年の初め、パノラマヘッドを購入した際、ついでに買い替えたスリックの自由雲台SBH-320。レベラーでの水平出しが面倒だったので、この自由雲台を選択。鉄人ぽにょ、もとい、そーすけくんの「指挟まないでネ」と言うありがたいアドバイスもあり、今まで快適パノラマ生活であった。

ところが、ここのところ、その自由雲台の調子がめっぽう悪い。ボールの回転がぎくしゃくで、丁度、拙者の○十肩のようである。ボールの部分をよーく見てみると、購入時のような輝き?が全くナシ、これまた、拙者同様な訳で、、、

グリスの切れたSLICK SBH-320

グリスの切れたSLICK SBH-320

雨や雪の中で酷使した影響かもしれない、きっと。調べてみると、この雲台シリーズ(SICK SBH-280、SBH-320、SBH-550)には、専用のグリスがあった。

いつものように、○○バシカメラに注文し、購入。なんだか、ビジネスホテルの歯磨きチューブのようなサイズで、1,180円ナリ。注意書きには「食べられません。」と書かれているが、「磨けません。」っと突っ込みたくなる。

帰宅後、早速、年の暮れの大掃除はさておき、雲台掃除にかかる。説明書には、古くなったグリスを拭き取ってから、つまようじ等の先に米粒大のグリスを付け、ボール全体に馴染ませるようにと書かれている。説明通りにやってみると、確かにぎくしゃく感は無くなった。でも、購入当時の滑るようなスムーズさまで行ってないよなぁ、、、なんかやり方、間違ったかな???と不安になり、「雲台 グリス」のキーワードにて検索してみる。

そしたら、ありましたよー、どんぴしゃのページ。
梅本製作所の「梅本製作所製自由雲台のお手入れ方法」に写真入りでかなり詳しく書かれていた。

グリスを塗り直したSLICK SBH-320

グリスを塗り直したSLICK SBH-320

グリスには汚れを取る効果もあるので、汚れがひどい場合は「新しいグリスを塗る→拭き取る」作業を何度か繰り返す。ココがポイントらしい。もちろん、最後に塗ったグリスは拭き取らない。

おかげさまで、完全復活デス。

たった、グリスを塗っただけのことなのだが、これだけで、この道具に対する愛着を感じてしまった。普段、デジタル道具ばかり使っていると感じることの出来ない、アナログ道具との会話であった。職人には当たり前のことなのかもしれないが、、、こんなことで愛着を感じるなんて、かなり単純な自分を再確認…。

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