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PANORAMA
喫茶コロンビア

喫茶コロンビア

PANORAMA, retro, shop

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Open Panorama小樽の花園銀座通りに在る1948(昭和23)年オープン、今年での75年目の老舗の喫茶店が8月31日に閉店した。斜向かいには2009年に廃業した老舗のだるま湯の建物がある。店内に入ると外観からはおよそ想像がつかない重厚な雰囲気に圧倒される。

ビロードの真っ赤なソファ、大理石?のテーブル、そして天井には巨大なシャンデリア、喫茶の文字さえ見なければキャバレーに迷い込んだのか?と錯覚してしまう空間である。店主(3代目)尾花啓史さん曰く「創業者は地元でも有名な新谷さんという方でキャバレーや和食の割烹など手広く手掛けていて、この喫茶店はいわば趣味みたいな感覚で始めたんだと思うよ…」とのこと。

喫茶コロンビア

喫茶コロンビア

メニューは豊富で珈琲はもちろんオムライス、ナポリタン、ハンバーグ等の洋食や丼物の和食、そしてなんといっても看板メニューのチョコレートパフェ等のデザートが充実していた。営業時間も深夜24時までと長く最近よく耳にする締めパフェなんて言う言葉が流行る遥か昔から、ここでは当たり前の光景だったようだ。

また、ここでは一時期、戦後の1950〜70年代には流行った「歌声喫茶」が地元のサークルによって再現されていた。まさに昭和レトロの光景だ。店の裏に接するようにあるJR高架橋を走る電車の音と振動がレトロ感を一際引き立たせている。

喫茶コロンビア

喫茶コロンビア

余談なのだが、
お店のシンボルのエンブレムに書かれてる文字「Coffee Shop Colombia」、コロンビアのスペルってColumbiaじゃなかったっけ?調べてみると「Colombia」はコーヒーの産地で有名なコロンビアの国名のスペルであった。「Columbia」はアウトドアブランド、レコード会社やワシントンD.C(District of Columbia)のスペル。ちなみに「Columbia」の語源はイタリアの探検家でアメリカ大陸を発見したChristopher Columbus。「Columbia」はアメリカ合衆国の詩的表現(別称)として使われていたそうだ、ナルホド。

さらに脱線であるが、
コロンビアでどうしても思い出すネタがある。
Jazzのアルバム「The Roaring Twenties Eddie Condon And His All-Star」の中の曲「St. James Infirmary」を録音中、リーダーのEddie CondonがVictor Dickensonのソロの部分で彼の名前「ビクター」と掛け声を入れるのだが、直ぐにレコード会社がコロンビアであることを思い出し「コロンビア」と叫ぶのである。このテイクはそのままレコードになっていてyoutube等で確認できるので興味のある方はどーぞ ^^

[サイト内関連情報]
panoramas:だるま湯

[喫茶コロンビア]
場所:北海道小樽市花園1丁目10-2
撮影:2023年09月05日
機材:Canon EOS R + EF8-15mm F4 L Fisheye@15mm + Nodal Ninja 4
アプリ:Lightroom, Photo Shop, PTGui Pro

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