Flash Panorama Player vol.2「簡単再生」
Flashで作られた全球パノラマを再生するプレーヤーFlash Panorama Playerのご紹介。第二回目は「簡単再生」デス。
まず、用意するものはパノラマデータ(PTMac、PTGui等のスティッチソフトで合成)。Flash Panorama Playerの場合、Cube Face(正六面体)形式のデータが基本です。このCube Faceをわかりやすく説明するため、サンプルとして適当なのは何でしょ?そう、コレしかありません、私の頭の中では、、、ってな訳で、サイコロキャラメルの登場です。
↑サイコロキャラメルを展開
サイコロキャラメルの箱を展開し、余分なのりシロの部分を切り取ります。この六つのサイコロの面(Cube Face)がパノラマデータとなります。
今回は、各面の写真を撮り、以下のファイルを作成しました。ファイル名のつけ方には決まりが有ります。例えば、正面の場合、名前+”_f”、以下同様に、、、
正面:saikoro_f.jpg、背面:saikoro_b.jpg
右面:saikoro_r.jpg、左面:saikoro_l.jpg
上面:saikoro_u.jpg、下面:saikoro_d.jpg
↑再生に必要なファイル
そして、Flash Panorama Player購入時に入っていた、再生プレイヤー”pano.swf”の名前を、Cube Faceデータと同じ(今回の例では”saikoro.swf”)にし、サーバー上の同じ位置に置きます。管理上、同じ名前のディレクトリを作っておくのがイイかもしれません。あとは、再生プレーヤー(saikoro.swf)へのリンクを張るだけです。
話は、ちっとそれますが、
上の写真は、サイコロ・パノラマを、Equirectangular(正距円筒図法)形式にしたものです。Equirectangularは、Cube Face同様、全球パノラマのデータとして一般的な形式です。Equirectangularでは、地球儀でいう赤道付近から離れる程、横方向に引き延ばされるため歪みが大きくなります。写真上部の白い帯は、サイコロの「三の目」の中心のマルの部分が横に引き延ばされたモノです。下部に白い帯が無いのは、サイコロの「四の目」の中心にマルが無いからです、フムフム、なるほど < 自分で納得、お( ̄o ̄)い
ここで、ちょっと疑問?
人からパノラマについて尋ねられた時「地球儀の内部中心から見渡すようなものです」っと答えてしまう事が多いのですが、この「地球儀の内部から見渡す」ってどんな感じでしょ?
下の画像(NASA)は、Equirectangular形式の世界地図です。この世界地図からパノラマを作ってみました。地球儀の内側からの眺めってこんな感じデス。
北極、南極がブラックホールのようになってますネ、画像が足りないのでしょうか、、、( ̄_ ̄ i)、謎デス。
訂正(2008.02.21)
むらなか様のご指摘で再調査したところ、基データ(2,048×1,025pixels)をそのままCubicConverterで変換した影響でした。よーく見ると縦横比が1:2では無いですよー、( ̄▽ ̄;)!!ガーン
データーを2,048×1,024pixelsにしてから変換をかけたところ、見事ブラックホールは消失。
むらなか様、有り難うございました、m(_ _)m
【関連情報】
Wikipedia:正距円筒図法
Wikipedia:Image:Equirectangular-projection.jpg
flashpanoramas.com
ご無沙汰しております。
わたしも先日来、Flash panorama playerと格闘しております。
xmlやpluginがいまいちよく分かっていない・・・そんな状態です。
flash 9に対応してから回転時の画像歪曲が目立たなくなったので導入を決意しました。
と言っても・・最近は忙しさにかまけてパノラマ写真自体の撮影がおろそかになってしまっています・・・・・orz
地球儀パノラマですが・・。Equirectangular画像のCubicface書き出しがうまく行かなかったのではないでしょうか。
我が家では地球儀の裏から眺めた画像になりました。
むらなかさま、どーもでございます。
>Equirectangular画像のCubicface書き出しがうまく行かなかったのではないでしょうか。。
ご指摘有り難うございました。
再調査したところ、なんともマヌケな変換をしておりました。
かたじけない、m(_ _)m