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古民家Gallery 鴨々堂

古民家Gallery 鴨々堂

Open Panorama
ススキノの南側、シダレヤナギが涼しげになびく鴨々川のほとりに在る古民家、鴨々堂。大正の末期〜昭和初期にかけて建てられた建物で元は置屋として使われていた。

一度は解体の危機を迎えたが古民家再生を手掛ける石川圭子さんによってギャラリーとして復活しススキノの新たなアートスポットとして賑わっていた。しかし、さすがの豪腕 ^^; 石川圭子氏でも建物の老朽化には勝てず、残念ながら2019年10月で閉店、解体となってしまった。

この建物、鴨々川対岸にあるヤナギの袂から観るとなんとも風情があった。頭上のシダレヤナギがサラサラと流れる鴨々川に呼応するようになびく。それらが建物裏側の雑然とした感じと相まって、当時の人々の暮らしへの想像力を掻き立ててくれるのである。

花街は花柳とも呼ばれていただけに柳とは縁がある。また、柳には、柳に風、柳に雪折れなし、柳腰、見返り柳等、美しさやしなやかさを表すことわざ、たとえが多い。ちなみに、シダレヤナギの花言葉は「嘆き」とか「悲哀」らしい。また一つ、ここススキノの花街としての記憶が薄れようとしている現状をきっと嘆いていることだろう、このヤナギたちも。しかし、それにもめげず”柳に雪折れなし”のごとく、しなやかに生き延び、当時の面影を伝えてほしいものである。

[古民家Gallery 鴨々堂]
場所:札幌市中央区南7条西2丁目2
撮影:2019年10月3日
機材:Canon EOS R + EF8-15mm F4 L Fisheye@15mm + Nodal Ninja 4
アプリ:Lightroom, Photo Shop, PTGui Pro

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