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赤平市炭鉱歴史資料館

赤平市炭鉱歴史資料館

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Open Panorama閉校となった住友赤平小学校(1941〜2014)内にある炭鉱関連の展示施設(現在は休館中)である。住友赤平炭鉱(1938〜1994)で働く従業員の子弟向けとして建てたら住友赤平小学校、かつては約3,000人程の生徒が通っていた。しかし、この校舎も老朽化が進んでいるため、赤平市は炭鉱遺産を活用するためのガイダンス施設を建設中で、ここの資料の一部も移設予定となっている。ちなみに、この小学校、頭に”住友”が付いてるけど赤平市立。

住友赤平小学校門柱

住友赤平小学校門柱

前回(赤平アートプロジェクト)同様、赤平市教育委員会の井上さんに展示室を案内してもらったのだが、未整理のものを含めその膨大な資料には圧倒された。展示は決して美術館や博物館のように洗練されたものではないが、その手作り感や汚れ具合がより一層、当時の人々の生活感というか人間臭さを感じさせ、観る側の想像を喚起させるのである。展示場所が変わっても、地元の人々や観光で訪れる人々にヤマの文化を伝え続けて欲しいものである。

塊炭飴

塊炭飴

帰り際、
井上さんから「ニッキ味でお口に合うかどうか?」と赤平名産の飴「塊炭飴」を頂いた。正直、ニッキ独特の風味が苦手で放置プレイだった(井上さん、ゴメンナサイ)。しかし、先日、飴と言われなければ石炭としか思えないような、その強烈な存在感に負け?遂に口に入れてみた。それが、イイ意味裏切られたと言うか、何だか懐かしいような、そんな味なのである。まー、お腹が空いてたことも有るのだが ^^; ちなみにこの飴、地元の老舗、有限会社石川商店が1932年から作り続けてるロングセラー商品なのだ。

【サイト内関連情報】
旧住友赤平炭鉱(赤平アートプロジェクト)
奔別アートプロジェクト(旧住友奔別炭鉱)
夕張清水沢アートプロジェクト(旧北炭清水沢火力発電所)
北炭幌内炭鉱変電所

[赤平市炭鉱歴史資料館]※現在、休館中
場所:北海道赤平市字赤平668番地 旧住友赤平小学校内
撮影:2018年3月23日
機材:Canon EOS 6D + EF8-15mm F4 L Fisheye@15mm + Nodal Ninja 4
アプリ:Lightroom, Photo Shop, PTGui Pro, Pano2VR

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